Page: 1/1
野菜の値下がり
2008.08.21 Thursday | category:まつりごとのこと
ドルの値上がりは戦争の前兆か?
2008.08.20 Wednesday | category:まつりごとのこと
ドルが値上がりしている。
19日夕方の相場が1ドル110円。
米国のサブプライムローン問題の影響などによる信用収縮などでドルが売られていたが、ここへ来て急に値上がりした。
これはいやなニュースだ。
このドルの値上がりは「戦争」の前兆なのかもしれない。
二つの大きな懸念がある。
一つはロシアによるグルジアへの侵攻、もう一つはパキスタンのムシャラフ大統領の辞任に伴う混乱だ。
北京オリンピックの背後で発生したこれらの事件は、ロシア対西欧、イスラム価値観対西欧価値観のそれぞれの対立が先鋭化するリスクを顕在化させた。
これらの混乱が拡大すると、世界規模で市場が失われ、インフレーションが進行する可能性が大きい。中国やヨーロッパなどはその影響をもろに受けるだろう。日本もひとごとではない。
こうした混乱の中では多少の金融不安を抱えていても世界のスーパーパワーとしての軍事力を背景に持つアメリカの通貨が信用を獲得することとなる。
あらゆる情報を元に未来を予測し、資金を動かす投機マネーがドルを買い始めたということは、これらのリスクにより、多少の金融不安には目をつむってもより安定したドルに資金をシフトさせ始めたということを意味する。
むしろ彼らには確たる情報があるに違いない。
アメリカの新大統領の出方が注目される。
19日夕方の相場が1ドル110円。
米国のサブプライムローン問題の影響などによる信用収縮などでドルが売られていたが、ここへ来て急に値上がりした。
これはいやなニュースだ。
このドルの値上がりは「戦争」の前兆なのかもしれない。
二つの大きな懸念がある。
一つはロシアによるグルジアへの侵攻、もう一つはパキスタンのムシャラフ大統領の辞任に伴う混乱だ。
北京オリンピックの背後で発生したこれらの事件は、ロシア対西欧、イスラム価値観対西欧価値観のそれぞれの対立が先鋭化するリスクを顕在化させた。
これらの混乱が拡大すると、世界規模で市場が失われ、インフレーションが進行する可能性が大きい。中国やヨーロッパなどはその影響をもろに受けるだろう。日本もひとごとではない。
こうした混乱の中では多少の金融不安を抱えていても世界のスーパーパワーとしての軍事力を背景に持つアメリカの通貨が信用を獲得することとなる。
あらゆる情報を元に未来を予測し、資金を動かす投機マネーがドルを買い始めたということは、これらのリスクにより、多少の金融不安には目をつむってもより安定したドルに資金をシフトさせ始めたということを意味する。
むしろ彼らには確たる情報があるに違いない。
アメリカの新大統領の出方が注目される。
アメリカによる北朝鮮のテロ国家指定解除について思う
2008.06.27 Friday | category:まつりごとのこと
これはいわゆる遠交近攻策ですね。
(日本中心の地図で見るとちょっと位置関係が変ですが...)
アメリカは中国を決して放置できない現実の脅威と捉え、中国の喉元に楔を打ち込もうとしているのです。
北朝鮮の脅威など、西太平洋に攻撃型原潜を配備し、間もなく空母まで展開しようとしつつある中国の脅威に比べれば小さい。
今、中国が一番嫌がることは北朝鮮が親米になることです。
中国は軍備拡張や五輪投資、さらに度重なる大規模自然災害で北朝鮮まで手が回らなくなっている可能性があります。
独裁国家であり、偉大なる首領様一族の王朝を維持することが至上命題である北朝鮮は、その為に必要であれば悪魔にでもアメリカにでも魂を売り渡すでしょうし、その必要性はこれまでの制裁で十分学習したはずです。
いかに通貨偽造や麻薬や人身売買や核取引で稼いでも、そのあがりなどアメリカがちょいと金融を操作しただけで吹き飛んでしまいます(その効果にアメリカ自身がびっくりしているふしもあります)。
国民生活が限界まで疲弊していて治安も悪化しているでしょうから、アメリカがここで手を差し伸べればすがりつくに違いありません。
アメリカもサブプライム問題などがあって余裕はないにせよ、自国内でテロ支援国の指定を解除すると言うほとんどコストをかけないやりかたで北朝鮮との太い関係が築けるので、今がチャンスです。
中国も同様に、アメリカに対抗して日本との融和策を取りつつ、韓国や台湾の反日運動や日本国内の媚中勢力をたきつけ、日韓や日台の離反をはかっており、非常に効果をあげています。これもまた遠交近攻策です。
つまり、ここにきて中国が突然親日的態度をとり始めたのは誰かの功績ではなく、中国が本気でアメリカに対抗する意図を固めたということに他なりません。
今度の件で中国は日本国内に反米感情を燃え上らせようと画策するに違いありませんし、すでに一部の新聞の論調にそれが表れているような気がします。
アメリカと中国と言う世界有数の軍事大国がそれぞれ敵意をあらわにし、いざ戦争となれば自国の兵士を何十万人も戦死させる覚悟で外交闘争を始めている状況下では、日本人の拉致問題は米中にとってそれなりの扱いになるということを理解しつつ、拉致問題が「日本が国民をどう守るか」という安全保障の問題でもあることを強く認識して、少しでも大きな成果を引き出すための日本外交の戦略が求められますが、暗澹たる思いにとらわれてしまうのは何故でしょうか?
(日本中心の地図で見るとちょっと位置関係が変ですが...)
アメリカは中国を決して放置できない現実の脅威と捉え、中国の喉元に楔を打ち込もうとしているのです。
北朝鮮の脅威など、西太平洋に攻撃型原潜を配備し、間もなく空母まで展開しようとしつつある中国の脅威に比べれば小さい。
今、中国が一番嫌がることは北朝鮮が親米になることです。
中国は軍備拡張や五輪投資、さらに度重なる大規模自然災害で北朝鮮まで手が回らなくなっている可能性があります。
独裁国家であり、偉大なる首領様一族の王朝を維持することが至上命題である北朝鮮は、その為に必要であれば悪魔にでもアメリカにでも魂を売り渡すでしょうし、その必要性はこれまでの制裁で十分学習したはずです。
いかに通貨偽造や麻薬や人身売買や核取引で稼いでも、そのあがりなどアメリカがちょいと金融を操作しただけで吹き飛んでしまいます(その効果にアメリカ自身がびっくりしているふしもあります)。
国民生活が限界まで疲弊していて治安も悪化しているでしょうから、アメリカがここで手を差し伸べればすがりつくに違いありません。
アメリカもサブプライム問題などがあって余裕はないにせよ、自国内でテロ支援国の指定を解除すると言うほとんどコストをかけないやりかたで北朝鮮との太い関係が築けるので、今がチャンスです。
中国も同様に、アメリカに対抗して日本との融和策を取りつつ、韓国や台湾の反日運動や日本国内の媚中勢力をたきつけ、日韓や日台の離反をはかっており、非常に効果をあげています。これもまた遠交近攻策です。
つまり、ここにきて中国が突然親日的態度をとり始めたのは誰かの功績ではなく、中国が本気でアメリカに対抗する意図を固めたということに他なりません。
今度の件で中国は日本国内に反米感情を燃え上らせようと画策するに違いありませんし、すでに一部の新聞の論調にそれが表れているような気がします。
アメリカと中国と言う世界有数の軍事大国がそれぞれ敵意をあらわにし、いざ戦争となれば自国の兵士を何十万人も戦死させる覚悟で外交闘争を始めている状況下では、日本人の拉致問題は米中にとってそれなりの扱いになるということを理解しつつ、拉致問題が「日本が国民をどう守るか」という安全保障の問題でもあることを強く認識して、少しでも大きな成果を引き出すための日本外交の戦略が求められますが、暗澹たる思いにとらわれてしまうのは何故でしょうか?
⇒ 遊児 (02/16)
⇒ KT-MaNdA (02/15)
⇒ 幻A少年 (04/06)
⇒ 遊児 (12/15)
⇒ 黒翼猫 (10/30)
⇒ 遊児 (07/10)
⇒ 遊児 (07/10)
⇒ 遊児 (06/27)
⇒ 遊児 (06/27)
⇒ 遊児 (11/01)